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ピアノとは宗教であり,ドラッグである・・・戦争篇
さて、ショパン派とドイツ派ですが、まあ決してこの二つの宗派がいがみ合っているというほどでもないとは思いますが、やはりこの二つの仲は決して仲は良くないと思います。 ドイツ派はやはりベートーベンやブラームス、バッハやワーグナーといった言わば”極太派”?といったところでしょうか? どっしりとした音と構成感でぐいぐいと押していく感じがしますが、私からいわせてもらえばどうも押し付けがましい。 ただ、はたして本当に本場のドイツで極太でグイグイ押す連中ばっかりかは分かりません。 なんせこの間のNHKピアノ講座のアンドラーシュ、シフのベートーベンはまるでショパン派でしたし、おなじくジョアン、ピリスも同じでした。 正直いって日本でよく聞くベートーベンははたして本当なんだろうか?なんかとにかくガツンといわせりゃ(というか鍵盤を叩いているというか)良いという感じのベートーベンが多いのは気のせいか分かりませんが、とにかくドイツ派からはショパンは嫌われているようです。 何か内容がないとか薄いとか、女ったらしとか・・・。 一方でやはりショパン派はベートーベンのように何でもはっきりと表に出して言わないと気にくわないといった感じがどうも気に入らない。 とにかくベートーベンやバッハを弾くのは体力がいる。 もっともそんなこと言ったらショパン派の後のロシア派もかなり極太ではあるのですが・・・しかし極太であるロシア派には叙情性があります。 ベートーベンやバッハに叙情性はあるんかな?・・・というとドイツ派から文句を言われそうなので止めておきますが。
ところで宗教戦争というものはかなりややこしい内容と、民族感情が交じり合っているのでなかなか日本人には理解しにくい物があると思います。 中東戦争などは本当になんでここまで感情が逝っちゃうんだろ?と思わずにはいられないのですが、同じような事は過去の日本でもありましたね。 そこにはピアノ同様、何かにのめり込んでしまったが為に大勢が(しかも集団で)周りが見えなくなっているということがあります。 よく考えるんですが、あの戦争は何だったのか? 毎年お盆になるとテレビ放送では戦争特集をよく組む。 そういう中で私の様に戦争経験者でないものが戦争というテーマを考えるのはなかなか難しいものがありますが、しかしそれでもあえて言える事はあの戦争は何だったのか・・・という事です。
そもそも日常生活で人を殺すとか,他人に自分が殺されたとか、家族が殺されたとか・・・そういうことはあまりにもショッキングであり,通常は異常人格者による犯行でしかない。 しかしそれが日常的に何の罪もなしあたりまえに行われるのが戦争です。 しかも日本では特●隊というに自ら命を捧げるという行為まであったという事実。 私はこれは当時の日本国民がなにがしかの悪い宗教にみんなかかってしまったのではないかと思ってしまうのです。 もちろん,どの兵隊さんも国家のため、しいてはそれが国民、自分の家族を守るために出兵するという気持ちはわからなくもありません。 父親が家族を守る為に、もしくは息子が家族を守る為に・・・かつ家族だけではなくお隣さんを含めた国民を守る為に自ら出兵するという人徳は昔の日本人が持っていた人徳なんだと思います。今どきの若い男達が皆、安易に覚悟できることではない。 そういう意味で●国神社をないがしろにするということはやはり良くないとは思いますよ。 ただ・・・やっぱりあの当時誰もがこんな事おかしい,って思わなかった事が不思議ではあります。 いくら国からの締め付けがあったと言ってもあの当時国民みんなが一丸となって自らの意思で戦争に加担していた事は間違いないでしょう。 加えてもっとも責任があったのはやはり最高司令部でしょう。 どう考えても勝てっこない相手に戦争を仕掛けるのはどう考えてもおかしい。 しかしあの当時のいいわけは「やってみなければわからない」という考えだったらしいのだが、どうしてあれほどの人数がいた最高司令部が皆そう思ったのか? 特に特●隊という部隊を作って青年を使い捨ての様に扱っていた最高司令部はいったい何を考えていたのだろう?そしてそれを容認して送り出した国民は何だったのだろう。 やはり,ここには最高司令部と国民自体が,全員悪い宗教(というより思想)に洗脳されていたのではないかと思う。 自分たちが今どのような状況なのか?今の現状がどうなっているのか? それを客観的に誰か判断する人が大勢いたらこうはならなかっただろう。 そうでなくても戦争は残酷である。 何たって戦争に正義も悪もない。 あるのはただ単に勝者=正義である。 だからいまだに広島長崎の責任はアメリカにはないし、ソ連による百万人とも言われている大量粛正はいまだにおとがめなしである。中国のチベット侵略もかつての満州事変同様、治安維持という名目上、正当化されている。 もしもドイツが勝っていたら・・・ユダヤ問題はどうなっていただろう・・・。 戦争に負ければ日本がどういうことになるかは頭のいい軍人達は中国のアヘン戦争でよく知っていたはずだ。 ここには戦争勝利国ば何をやっても許されるという国際的なブラック規則がある。 話がかなりずれたので元に戻そう。 集団で悪い宗教にかかる・・・これは日本の戦争だけでなく,ピアノ界でも起こる事なのだ。 ついこの間までテクニックにおいても間違いなく良くないテクニックがはびこっていたがそれをみんなが何の疑いもなく使い、そして自分の弟子に伝授していった。 まさしく集団感染のような宗教である。 加えて音楽性もどうだろうか? 今はまだこのHPには詳しく書かれていないがひょっとして日本の音楽性もかなり悪い宗教のようなものにかかってはいないだろうか?
加えて・・・これは自分にも当てはまるのだが・・・練習している時に冷静に自分の演奏を聴いていないと・・・実はとんでもなく下手な演奏や、ヤバい演奏をしている事に気がつかないのだ。 とにかくピアノの練習は客観性を失いやすい。 その為にピアノの先生に習いにいくのだが・・・いやはや,私のような習いに行かなくなってしまった先生はやばい。 ついこの間もまったくもって客観性に欠ける演奏をしてしまった。 まさに戦争末期の日本軍さながら,撃沈、玉砕演奏であった。
この二度と過去の不幸な過ちを繰り返さない為にも・・・。
さて,次回は宗教であり,ドラッグであるピアノのまとめと、あなたの宗教、ドラッグ度チェック!をいたします。
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