村田ピアノ音楽院

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ヤマハ CS

1975〜1980年の間に製造。

通常の普及品ピアノは工場のベルトコンベアで作られている大量生産型だが、CSはフルコンピアノと同様、工場ライン棟とは別棟の手作りピアノが作られている別棟で作られたピアノ。この別棟から、CFシリーズはもちろん、あの有名な幻の名器、S400Bも生まれている。

ちなみに、この手作りピアノの棟はピアノの研究棟でもあり、ヤマハの企業秘密の固まりなので、機密漏洩防止のため一般社員は入れない。

この棟では販売用の手作りピアノ以外にも実験で様々なピアノが作られているらしく、スタインウェイを分解して研究しているのもこの棟という噂である。

ここでは様々なピアノが1台につき、億単位の研究費で作られているらしく、中にはとてつもなく素晴らしい名器がここで密かに誕生しているが、データを取った最後には、機密保持のために最後は億単位をかけて作られたピアノが世に出ることもなく、パワーショベルで壊されて廃棄されるらしい(汗)

ただし、時々実験用のピアノはごくわずかに国内有名ピアニストにデータ収集のために進呈され、その試作ピアノが時々世に出てくることがある。

CSはその手作りピアノ故、木材、パーツ等の単価が高い。

事実、ピアノの弦とハンマーを交換する場合、通常ならば合わせて7〜80万円程度だが、この機種は200万円近い金額である。

また、工場ラインの様に急いで作られていないために理想なピアノの状態で作られている。

これらの成果はピアノに触れれば歴然としたものがある。

圧倒的なパワー、かつ、純粋でダイアモンドの様な音、そしてひとたびソフトペダルを踏めば真珠の様な輝きの音、雲の中から差し込む太陽の光や、教会の天井を行き交う天使の様な(?)音が出てくる。

アクションはどう考えてもスタインウェイ?と思わせる様な敏捷性を持った動き(これはもうスタインウェイと肩を並べている!)

残念ながらC7はそれに比べるとガラスの音、もしくはカラスの声で(?)スモッグの中から差し込む車のヘッドライトのような、また、満員電車の中のむさ苦しいオヤジ達の空気の様な不健康的サウンドである(笑)

CSは長さが250cmというC7サイズ(227cm)よりも大きいが、かといってフルコンの様に275cmもない。これは明らかにスタインウェイC型を意識(対抗?)した機種である。

しかし、このフルコンでもC7サイズのセミコンでもない中途半端なサイズのために製造中止になったといういきさつがあり、今となっては国内ピアノで最初で最後の250cmピアノという幻のピアノサイズである。

そうでなくとも日本のうさぎ小屋にC7を置くことでさえ、生活空間を脅かすというのに、250cmものばかでかいピアノを一般家庭に置くことは通常考えられない(馬鹿なピアノ講師を除く)

ここが多分、CSが製造中止になった理由の一つと思われる。

 

さて、このCS、一般家庭に入れるためにはそれなりにおそらく片付けがいると思われる。

家具を動かして入れやすくすることは当然だが・・・

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ピアノを搬入するために草ボーボーの庭を片付けて入れるのも一苦労である(笑)

ところで誰がこのジャングルの様な草を刈るのだろうか・・・(汗)

 

 

2011.9.13