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所詮ピアニストなんてひま人である。 その2〜家庭を持つか?ピアノを極めるか?(ピアニストの道なんておやめなさい)
さて,ちなみに音大を卒業した人はどんな職に就きたがるのだろうか? せっかく音楽を勉強してきたんだし、このまま勉強も続けていきたい,という希望もあるので、できれば音楽関係で・・・と思うのだが,残念ながらこの業界,そんなに甘くない。 特に楽器店の講師で就職・・・なんて就職とはいわない。 収入的にも雇用的にも単なる「バイト」なので(もちろん音大非常勤講師でもそうです)とてもじゃないがまともな職ではない。 かといって、では,一般企業かといえば,これも全く今までの知識など必要ないし,残業などすれば全くもって練習時間などとれない。 結局指導の仕事を探すか・・・になりがちなのだが、仕事も忙しくなってくると、本当に時間がなくなってくる。 まあそれでも独身で実家住まいなら何とかなるが,結婚して家庭を持って子供も生まれて・・・なんてなるともう勉強なんて不可能である。 何たって,ピアニストになるってことはホント、中途半端な研究、勉強,練習ではなれない。 何たって膨大な時間が必要になる・・・ということは・・・家庭などは犠牲になりがちになるだろう。 子供の育児なんてかなり無理である。下手すると,育児放棄になりかねない。 時間的にも精神的にもすべてをピアノに向けないと,家庭もピアノも中途半端になる。 まあそれでも専業主婦の場合,子供が学校に行きだす様になればある程度の時間が持てるかもしれない。もっとも家事をある程度さぼればの話なんだろうけど・・・。 ちなみに私などは教室の運営(社員は私一人なもんで・・・)をやっているせいもあるかもしれないが、毎日の自宅への帰宅時間はほぼ午後11:30頃である。 レッスンは午後9時で終わりだがそのあとで諸々の残業や,研究が残っているからだ。 そして朝は9:30頃教室へ行くが,もう全然時間が足りない状態だ。というより何もできない状態なのだ。 もっとも夜のパソコンでの残業時間の合間に などをつい見ているうちに午後11:30になってしまったという時もあるが・・・。
ピアノというのは練習も大事なのだが,本来音楽のインスピレーションは,ピアノだけでなく,声楽、オペラ、バイオリンなどの演奏家の演奏から得る事は非常に大きい。 そうやって学習者は常に様々な演奏を取り入れ,研究する必要があるのだが、英文文献や,たまったCD,録画音楽BSだって見たいのにそんな時間も一日の中ではなかなかとれない。 もちろん、何度も言うが,例えば専業主婦になれるだけのスポンサー収入(ご主人の収入です)や、さらには親がセレブならば単純に家政婦でも雇えばそういう心配はいらないのだが。 これだけ、いわゆる普通の下界出身の人がピアニストになろうとしたら,本当に自分の人生をすべてピアノに費やしてしまわないと,何も生まれてこないだろう。
しかも、世の中ピアニストと名の付く人たちの中で,演奏活動のみで生計が成り立っている人がどれほどなのかを考えると,決しておいしい仕事とはいえないかもしれない。 良く子供の頃から英才教育で・・・という感じを某国内巨大ピアノ連盟のコンクールで良く見かける。 それはそれで子供の頃はそういう時期があっていいのは思うのだが,まさか先を見据えての話じゃないだろうな?・・・と老婆心が出てくる。
音楽をやれれば,ピアノ指導と練習、演奏活動が適度にできれば、そんな優雅な生活ができれば、私は幸せ!・・・といってもまさか水道水だけ飲んで生きていけるわけじゃない。 ピアノを極める事ということは、当たり前なのだが,生活費を稼いだ上で,もしくは育児の合間に、もっときついパターンは仕事と育児を終えた空き時間で!!・・・残った時間をピアノの練習に当てるという難しさがあり、このあたり、本当に難しい世界なのだ。 結局,ピアノを極めれば極めるほど家庭が犠牲になりやすい。 まあそんなこといったらどんなプロの世界でもそうなんだろう。 何かを極めるということは決して甘くはない。 そういえば,以前知り合いの女性が,一人子供を抱えたままで離婚して演奏活動と講師の仕事をしながら生活しているという話を聞いたことがある。 たくましいと世間では思うか知れないが,私にいわせれば無謀でもなんでもない。 結局普通のごく当たり前でちょっとピアノをかじりながらの中流家庭生活・・・ 本当はこれが最も幸せな生き方なのかもしれない。 どちらにしても,これからピアニストになってみたいという人はそのあたりを覚悟した方が良い。
も霊界同様、ある。 ただ,知ってしまった人は・・・どうやったらそれが無理なくなんとか実現できるか? すなわち、一日の中で働きながらどうやって時間を確保していくか? それを私が1年前から考え始めて、そして・・・実行にむけていったいきさつを説明したいと思います。
次回は |
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