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最終章「ひま人ピアニストの出撃!」
さて、いよいよこのコーナーも最終章である。 私が一大決心をした内容・・・その内容ですが・・・。 これは実は2008年の5月に月謝を値上げした前の旧料金表である。 月謝を上げた理由は様々であるが・・・実は変なことを言うようなのですが・・・私は今でもこの旧料金表が本当はよかったと思っているのです。 じゃあなんで値上げをしたんだ?という感じなのですが(汗) 単純に月謝を値上げした理由、それはやはり・・・ぶっちゃけ効率よい収入に違いはありません(汗) 実際、月謝を上げた時に辞めていった生徒が私に言いましたよ。 生徒「効率路線に切り替えるわけですね?」 私「・・・(汗)・・・」 はい、そのとおりなんです。 ただし、そんなことをしたら逆に値段が高いために生徒が集まらなくなって収入が減るという可能性があったのですが・・・しかし、そこに実は真の理由があったのです。 つまり、どうやってピアノの練習のための時間を確保したら良いか?、これが私の最大の悩みでもありました。 以前の私はどちらかというと練習よりも仕事の方に重きを置いていました。 そりゃそうです、生活していかなければいけないのですから。 しかし、それが仇となり、前のメッセージ集の様にとんでもないことになった。 ここは一つ、収入を一時的に減らしてでも練習時間を確保しないといけないのではないか? しかし、自分の収入が減るのはかまわないかもしれないけれども・・・生徒へは迷惑がかかる。 当時私が教室をスタートした時には、実はバイエルレベルの月謝は7千円、 ソナタレベルの1時間ワンレッスンは4000円。90分〜2時間ワンレッスンは5000円という破格でした。 しかし、この当時はこの低価格のレッスン代のためか?お金はないがやる気はあるという生徒たちがひっきりなしに入ってきました。 ピアノ学習者にとってもっとも重要な事・・・それは実は熱意、情熱なのです。 変な言い方ですが才能なんてあとから付いてくるんです???。 その証拠に!生徒の動画集にある数多くの演奏を聴けばそれがご理解できると思います。 決してあの生徒たちは初めから才能にあふれていたわけではない。 もちろん、生徒たちの中にあった隠れた才能が開花したと思えば納得できるとは思うのですが・・・。 しかし、その反面、私は自分をずっと犠牲にして来たわけです もしも金額の高い月謝であれば、「ちょっと高いなあ」・・・と思って入ってこない生徒もいたでしょう。 そしてそういう生徒が金額は安いけれども、あまり指導のよくない先生の所に通ったがために今でも開花させられた才能を持ち合わせていながら未だに至っていない生徒もいたかもしれない。 ・・・私が犠牲になった替わりにきっと多くの生徒を今まで救ったに違いない・・・ そう思えば今まで自分が犠牲になってきた事はみじんも後悔などしていないのですが・・・しかしそこには自分が犠牲になるか?それともやはり生徒を犠牲になってもらうか?という長年の究極の選択がありました。 そういう選択において、結局は、自分はさまざまな国内、国外コンクールに橋にも棒にも引っかからなくて、とうとうプロピアニストになれなかったんだから、もう自分の事は諦めて後進の指導に回れば良いのではないかという諦めがありました。 逆にいえば、レッスン代を高くしてしまう事はもっと酷い言い方をすれば、「お金がないんだったらこなくていい」、という言い方にもなりかねない。
この自分を優先するか?生徒を優先するかで4〜5年苦しみましたかね? そしてその結果が・・・とうとう2008年5月に月謝を値上げする事を決意する運びとなったわけです。 当然、入会者は逆に減りましたし、そういう理由かどうかは?わかりませんがある程度在籍生徒が減りましたし、単発レッスンの生徒は頻繁に来る事が少なくなりました(汗) 収入が減るという経済面においては、確かに寂しいことになったのですが、まあそれでも生活はどうにかなるもんです。 しかしそれより、やっぱりいろんな生徒が来ていて、いろんな話やら、いろんな苦労やら・・・そういう生徒との苦楽を供にするという楽しさが逆に人数が減ってしまうということにより少なくなるということの方がどちらかというと寂しいなあという面もありましたね。 今まではどうやって生徒達のレベルをあげるかで四苦八苦していたの事が私のピアノ生活すべてでしたから。 でも余裕の時間が増えたおかげで、ようやく練習時間がかなり確保できた事も事実でした。 (・・・っつってもですねえ!生徒諸君!気を効かしてレッスンにこない方が良いんだなあと思って来ないと、やはり!私の収入がさらに減るんです! 特に最近収入が少ない! だから遠慮なくたくさん来てチョ!。・・・ああ!こういう事を書いている自分が情けない!) ただし、自分の根底には、誰でも来やすい金額にしたいと気持ちはやはりあります。 大変難しい選択ではありますが、いつかまた元の値段に戻せたらいいなと思いますし、もう今後値上がりはありません(安心してください!) ところで月謝を値上げしたとき、私は詳しい説明をしませんでしたが、生徒たちはどう思った事でしょう?・・・しかしだからといって言い訳などするつもりもありませんでした。 あとは演奏の練習に精を出して、自ずと、ああ、先生最近ピアノがんばってるんだなと思わせる結果を出さなければいけない。 そう、私はなんだかんだと言い訳をする事が嫌いです。 口に不満を出すんだったら、そんな事してないで行動を起こしてアピールすればいい。 今の世代はどう教育されているのかは知りませんが、少なくとも私の世代とか、私の世代のさらに相模原ローカル地域では(?)いちいち言い訳をすんな!・・・と子供の頃から教育されてきました。 特に男がいちいち、あーだこーだと言い訳するなんていうのは男らしくない!おまえ、◎玉付いてんだろ?だったら女々しくすんな!と。 まあ言ってみればこれ、女性差別発言なのかもしれませんが、私的には賛成したい内容ではあります。 やっぱり男は口を動かさないで黙って行動で示さなければいけない。 加えて男っちゅうもんはおしゃべりでは困るんです。黙っているべき。 言い訳も、愚痴も、陰口も、嫉妬や仕返し、いじめも、いってみれば女性だから許されるわけで(?) だってそうでしょ?もし大の男が言い訳や愚痴はもちろん、陰口や、嫉妬、仕返し、いじめなんてやっていたら、誰だって引くでしょ。 私の理想の男性は、黙って行動をするこのお方・・・が憧れなので。
・・・というわけで、このHPでいろいろと女々しく書いている私自身も嫌いなので(笑)そろそろ書いてばっかではなく、演奏会が出来る実力を黙ってつけていかねばならないのであります。
・・・というわけで2008年5月以来、私は少しずつ増えていった練習時間をピアノに当て始めた。 しかしこれがですなあ・・・長年ピアノを弾いていなかったおかげで全然当初は指が動かなかったですよ! もうほんと、どうしよう、という感じでした。 なんとか年末のプレッシャー大会にはなんとか動く様にはなりましたが、さあて、これからレパートリー(得意曲)を増やしていかねば・・・ これからは全然なかった自分自身の動画ももっと増やしていかねばなりません。 そしてもう一つ、一大決心ということではないのですが・・・ それは特に子供の生徒との関係です。 どこの家庭でもそうだと思いますが、親は自分の事よりも我が子の事を優先していると思います。 同じ様にピアノ講師も自分の事よりも子供の生徒の事を優先して行動している講師は比較的多いでしょう。 それは大変良い事なのですが、私はそこにあらゆるひずみが生じやすいと思っています。 あまりにも自分の生徒に一生懸命になるから、気がつくと生徒に対しての期待や圧力、そしてそれが行き過ぎると厳しい指導になってしまうんです。 それによって生徒とのバランスを欠く関係になる事も多いでしょう。 加えて、そこには自分がなし得なかった夢を子供の生徒に託すことになりかねない。 お互いが相互の利益、目的によって動いているのならば良いのですが、それが崩れた場合は問題が生じやすい。 そういう意味では生徒が思う様に成長しないからイライラするのかもしれませんが、所詮生徒は自分じゃないんです。やる気が出なくて当たり前。 そんな事やってないで、いっその事早い話、生徒に替わって自分がピアノに打ち込めば良いんです。 また、そのようなトラブルがなくとも、ステップアップや、生徒が更なる経験や勉強のためにもあらゆる意味で生徒はいつか自分から去っていきます。 今まで生徒に自分のすべてをかけていた時にそれは寂しいもの。 その時に、今までの私は何だったんだろう・・・と思わないためにも・・・。
というわけで、いよいよ「ひま人ピアニスト」の出撃です。 残念ながらまだまだ曲の準備で追われてはいますが・・・。
ところで話は変わりますが、今年から導入の裁判員制度、あれ、非常に困るんです。 もちろん、会社内でも、もしくは家庭内でもある程度時間のある方はいるとは思うのですが、私は思うにそんなにひま人は多くないと思いますよ。 人を裁くということは大変責任の重い事です。仕事片手間に資料を読むわけにいかないでしょうし、かといって私などは仕事を中断するなどということは考えられません。 もっとも「君、なんでもHPじゃ、ひま人ピアニストと言ってるらしいじゃないか?」と法務省から呼び出しを食らって言われるのも困るのですが・・・。 だいたいそんな仕事やっぱりきちんと国家試験を通った裁判員がやれば良いんですよ。 なんだったら政治家と同じ様に裁判員制度はやりたい人が立候補してやればいい。私はそんな暇があったらピアノに集中したい。 もっとも私みたいな人間ばかりが裁判員で構成された裁判が開かれたらどうなっちゃうんでしょうね? 大した罪でもないのに全員が「死刑!」と判決を下しかねない。 もっともその方が犯罪抑止力がつくのかもしれませんが・・・。
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